日本におけるIT人材不足の解決策として注目を浴びているオフショア開発、その中で最も人気の高いオフショア開発先国はベトナムです。

本記事はベトナムオフショアの特徴と実績豊富な大手ベトナムオフショア開発8社についてご紹介します

ベトナムオフショア開発の特徴

まずはベトナムオフショア開発の特徴を5つお伝えしていきます。

【ベトナムオフショア開発の特徴5つ】
特徴①日本語が話せるIT人材が多い
特徴②中国・インドと比べてエンジニア単価が安い
特徴③IT人材が豊富
特徴④日本企業のプロジェクト経験・実績が豊富
特徴⑤自社とマッチング度の高いオフショア開発企業が見つかる

特徴①日本語が話せるIT人材が多い

ベトナム人エンジニアは日本語が話せる人が多く、オフショア開発先としてベトナムが選ばれる大きな理由の1つです。

ベトナムでは政府による小学3年生からの日本語教育が導入されています。また、 ベトナム人留学生は、全留学生の24.2%を占めており、中国に次いで第2位につけています

その結果ベトナム人エンジニアは他の国と比較して日本語を話せる人の割合が高くなっています。ベトナム同様単価が安いと言われているフィリピンやバングラデッシュは英語が得な国とされる為、日本語が話せるエンジニアが多いベトナムは日本企業にとって最適のオフショア開発先と言えます。

特徴②中国・インドと比べてエンジニア単価が安い

オフショア開発. com が実施したアンケート調査によるとベトナムのエンジニア単価はプログラマー約40万円、シニアエンジニア約49万円となっています。オフショア開発で人気のある国6つを比較するとベトナムの単価は安い方と言えます。オフショア開発の歴史の長い中国・インドのエンジニア単価が高騰し、乗換先としてベトナムを選択する企業も増えています。

人月単価(万円) プログラマーシニアエンジニアBSEPM
ベトナム40万49万57万79万
中国50万61万79万92万
フィリピン35万53万81万70万
ミャンマー27万54万68万97万
バングラディシュ44万46万90万58万
インド50万68万94万111万

※小数点以下は四捨五入しています。
出典:オフショア開発白書2023年版(オフショア開発.com)

特徴③IT人材が豊富

ベトナムでは、総人口に占める生産年齢人口 (15歳~64歳の人口) が増え続け、経済成長が加速していますまた、ベトナム政府は方針としてICT先進国を目指しており、ベトナムICT人材市場は現在最も注目されている市場であります。2025年迄に110万人のIT技術者を育成する目標が定められていることから、これから益々若くて優秀な人材が輩出され、ベトナムIT市場が伸びていくことが予想されます。

特徴④日本企業のプロジェクト経験・実績が豊富

日本貿易振興機構ジェトロのデータによるとベトナムには約2,000社の日系企業が進出しています。

日本では2012年頃からベトナムオフショア開発が注目され、約10年ほどの実績が積まれてきました。その10年間の中で、システム開発者としての経験はもちろんのこと、日本の商習慣やビジネスマナー、品質や開発プロセスなど様々な経験を積んでます。

価格が抑えられ、かつ技術力が高いオフショア開発先のベトナムはとても魅力的ではないでしょうか。

その他にもベトナムのメリットをご紹介しているのでこちらも併せてお読みください!

>>オフショア開発はベトナムを選ぶべき7つの理由と会社の選び方

特徴⑤自社とマッチング度の高いオフショア開発企業が見つかる

ベトナムのIT企業は法人税の優遇税制が受けられることや日本のIT人材不足によりニーズがあることから日本企業向けのベトナムオフショア開発企業は毎年増え続けており、競争が激化しています。

競争を勝ち抜くために、発注者が求める案件のマッチング度を上げることが求められており、自社の強みを尖らせ”差別化”を図るオフショア開発企業が増えています。

依頼したい案件内容やこだわりたいポイントなど自社が求める要件に合わせてオフショア開発企業選びができるのもベトナムオフショア開発企業の魅力の一つと言えます。

ここまではベトナムオフショア開発の特徴をお伝えしてきました。少しでもベトナムの魅力が伝わっていれば幸いです。ここから実績豊富なオフショア開発会社を8社ご紹介致します。

実績豊富なベトナムオフショア開発会社8選

ここから実績豊富なオフショア開発会社を8社ご紹介致します。 オフショア開発企業に相談する際は1社だけでなく複数社に相談して、自社に合うオフショア開発企業を見つけて頂くことをお勧めしております。

 実績豊富な大手ベトナムオフショア開発8社

  • 1.スマラボ(株式会社アイディーエス)
  • 2.FPTソフトウェア株式会社
  • 3.SHIFT ASIA co., LTD.
  • 4.株式会社Sun Asterisk
  • 5.株式会社VTI
  • 6.ハイブリットテクノロジーズ
  • 7.株式会社モンスターラボホールディングス
  • 8.インディビジュアルシステムズ株式会社

それぞれの特徴を見ていきましょう。

1.スマラボ(株式会社アイディーエス)

スマラボの紹介画像

http://sma-labo.jp

  • AWSクラウドの環境構築、非機能要件やデザインまでワンストップで対応
  • 日本人PJコーディネーターが参画し、プロセス構築運営をご一緒することで、安心の体制づくりが可能です
  • 25年以上にわたる実績を基にしたプロジェクト管理

スマラボは、ベトナムホーチミンに子会社を持ちPHP・Java・Python言語に特化したウェブシステムの開発を得意とするオフショア開発事業を展開しています。日本でのシステム開発における実績を元に、品質管理やプロジェクト管理を得意とし、さらに日本側からのPM支援を行うことで、多くのオフショア開発プロジェクトで課題となるコミュニケーション上の課題を解決しています。柔軟なエンジニアリソースの提供に加えAWSクラウド環境の構築やデザイン/UIの最適化までワンストップでのご提案が可能です。
オフショア開発への取り組みが初めての企業様にも安心して活用頂けるサポート体制が整っています。

>>スマラボのサービス特徴をもっと見る

>>企業情報

2.FPTソフトウェア株式会社

FPTソフトウェア株式会社のTOP画像

「FPTでのオフショア」を活用することにより、コスト高騰という問題に対して「競争力のある価格」を、リソース不足の問題には「スケーラブルなリソース」を、品質担保については、「世界標準プロセス」でのデリバリーが可能となり、皆様に大きなメリットをご提供できると信じております。

出展:FTPソフトウェア株式会社

3.SHIFT ASIA co., LTD.

SHIFT ASIA co.,LTDのTOP画像

SHIFT ASIAは2016年の創業以来、世界一品質に厳しいと言われる日本の品質基準をベトナムに持ち込み、高品質なソフトウェア開発・テストソリューションを提供しています。日本のSHIFTが長年培ってきた品質保証に関するツールや方法論とベトナム人エンジニアの高い技術力を組み合わせ、テストから開発までの工程すべてにわたって品質とアジリティを兼ね備えた日本水準のデリバリーを実現できるのが当社の強みです

出典:SHIFT ASIA CO., LTD.

4.株式会社Sun Asterisk

株式会社Sun AstertiskのTOP画像

新規事業・デジタルトランスフォーメーション(DX)・プロダクト開発を成功に導くため、
「クリエイティブ & エンジニアリング」と「タレントプラットフォーム」の、
2つのサービスラインを提供しています。

クリエイティブ & エンジニアリングサービスではテック、デザイン、ビジネスの専門チームが、アイデア創出~ビジネスデザイン~プロトタイプ開発~本開発~グロースを包括的に支援。

300を超える新規事業・DXの実績で培った、価値創造に特化したプロセスや手法でプロジェクトを成功を導きます。

出展:株式会社Sun Asterisk

5.株式会社VTI

株式会社VTIのTOP画像

VTIグループはベトナム、日本における大手オフショア開発企業とし、デジタルトランスフォーメーションと共に、幅広く深い経験、熟練した人材により、金融、建設、小売、運輸、インタネットサービスなど多岐多様な業種で、全規模企業向けに事業成長を実現するためのワンストップ・ソリューションをご提供します。各子会社の力を組み合わせて、先端技術に詳しいハイスキル人材を提供する持続的かつ頑強なエコシステムを作り出すことで、大規模のプロジェクト、複雑度が高いプロジェクトにもかかわらず、クラウドコンピューティング、AI、IOT、機械学習を始めとする最先端技術を対応できるリソースを確保することができます。

出展:株式会社VTI

6.ハイブリットテクノロジーズ

ハイブリットテクノロジーズのTOP画像

新規事業・サービス開発からグロースまで、ビジネス変革を伴走
デジタル戦略の提案から開発リソースの提供、
開発後のグロースまで伴走し、ビジネスの成長へ貢献します。

当社の持つ4つの強み(一気通貫体制、リソース力、開発力、品質管理体制)を生かし、「価値を生み続ける」プロダクトを開発します。

出展:株式会社ハイブリッドテクノロジーズ Hybrid Technologies Co., Ltd.

7.株式会社モンスターラボホールディングス

ビジネスパートナーとしてテクノロジー領域からDX推進を支援
DX推進には、「新たなデジタル技術を活用して、どのようにビジネスを変革していくか」という経営戦略そのものが必要不可欠。現状を理解したうえで将来の展望を固め、目標に到達するために行動していくことがデジタル戦略において重要です。 各国の拠点を通じて蓄積した、DX推進プロジェクトに関するグローバルな経験・知見がモンスター・ラボの強み。チームメンバー全員でクライアントが抱える課題の本質とプロジェクトのコンテクストをしっかりと理解し、受発注の関係を超えた“DX推進のパートナー”としてビジネスを成功へと導きます。

出展:株式会社モンスターラボホールディングス

8.インディビジュアルシステムズ株式会社

 

主にASEANにご進出される、現地日系企業様向けにSystemIntegrationを提供いたします。自社パッケージのご提供やお客様のニーズにお答えする独自開発も行っております。ご提案からメンテナンスまで、お客様が撤退されるその日までサポートさせていただきます。

あらゆる規模・タイプのオフショア開発に対応できます。
ラボ、ODCでの対応も柔軟に対応いたします。SecurityPolicy含め、お客様のあらゆるニーズにお答えします

出展: インディビジュアルシステムズ株式会社

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まとめ

ここまでベトナムオフショアの特徴と実績豊富なベトナムオフショア開発会社 お伝えしましたが、他にも「ベトナムと日本の時差が2時間であること」、「親日家で真面目な国民性」、「政治的なリスクが少ない」など、ベトナムは日本企業のオフショア開発先としての魅力がたくさんあります。日本企業が多く進出するベトナムオフショア開発なら自社に合うオフショア開発企業が見つけることができるでしょう。

ベトナムオフショア開発ならスマラボ

ここまでお読み頂きありがとうございます。
弊社は顧客満足度にこだわるIDSが提供するベトナムオフショア開発サービススマラボです^^

弊社スマラボのオフショア開発サービスは
25年以上日本で培ったシステム開発の経験を基に、
プロセス構築~AWSやデザインまでトータルサービスを提供しております。

・まずはオフショア開発について話を聞いてみたい
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