近年、日本国内の開発企業が抱える悩みの解決策として、オフショア開発に注目が集まっています。オフショア開発を活用することで、人材不足の解消や開発コストの削減など、さまざまなメリットが見込めます。

しかし、そもそも自社の案件をオフショアで発注できるのか、満足のいく品質のものができるのかを不安に感じている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、「オフショア開発に向いている案件と向いていない案件」と「オフショア開発企業の選び方のポイント」についてご紹介致します。これからオフショア開発の活用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

オフショア開発で発注できる案件

基本的に外注できる案件であれば、どの案件でも問題ありません。システムやアプリ開発、Webサイト制作からデザインまで、幅広く対応することができます。

しかし、案件によっては向き・不向きがあるのも事実です。一般的には、業務システムやWebシステムの開発が向いていることが多いです。要件や機能が決まった案件が適していると考えるといいでしょう。

【開発案件別】オフショア開発に向いている案件・向いていない案件

次からは、開発案件を以下の5つに分けて、向き・不向きを解説していきます。

  • 社内システム開発
  • Webシステム(SaaS型)
  • アプリ開発
  • Web制作
  • UIデザイン

それぞれ詳しくみていきましょう。

業務用システム開発

受発注入力、伝票処理、在庫管理、販売管理などの業務用システム開発は、オフショア開発に向いています。仕様や機能がしっかり固まっているシステムの開発は、オフショア開発企業が得意な領域と言えるでしょう。

オフショア開発の発注は、業務系のシステム開発の発注が約半分を占めます。発注したい案件と近い実績を持つ企業も、比較的見つけやすいでしょう。

Webシステム(SaaS型)

Webシステムの開発もオフショア開発に向いていますが、案件によっては日本側で対応が必要なこともあります。

Webシステムの中でもっとも向いていると言えるのは、Webブラウザ上に構築するSaaS型の業務システムやメールシステムなど、社内向けのサービスです。こうしたものはオフショア開発でも実績が多いです。

一方で注意したいのは、ブログやマッチング、飲食店の予約サービスなど、デザイン性がコンバージョンに直結するWebシステムです。日本人とベトナム人では考え方や感性が違うため、こちらの望むものが出てこないことも少なくありません。

最初の企画・設計やプランニングができる人材を現地で探すことは比較的難しい傾向にあります。この場合、日本人が企画や設計に携わってくれるような体制のあるオフショア開発企業を選ぶと良いでしょう。

アプリ開発

アプリ開発はオフショア開発の発注全体の2割ほどです。店舗用、SNS、ゲーム、学習などさまざまなジャンルのアプリの開発が行われています。

IT人材教育の盛んなベトナムでは、アプリ系で用いられる言語を勉強する人も多いです。JavaやKotlin、Swift、Flutterなどの言語を使えるエンジニアは、比較的早く見つけることができるでしょう。

Web制作

企業や店舗のWebサイト制作や、ECサイトの構築はオフショアで対応可能です。しかし、全体の設計から行う必要がある場合は、日本側で対応をしなければならないこともあります。

オフショア開発でのWeb制作発注の割合は、全体の5%と高くはありません。小規模であることが多く、ノーコードでも代用でき、日本でも比較的簡単にエンジニアを見つけられることから、オフショア開発を使うケースが少ないと考えられます。

UIデザイン

オフショア開発の盛んなベトナムでは、システムやアプリ開発の案件は豊富です。しかし、アプリやサイトを設計し快適に使うための、UIデザインの領域は強くありません。

デザインを言語化して伝えることが難しいとされています。ネイティブの言葉が異なる人に伝えてデザインしてもらうのは、さらに難しいと言えるでしょう。

日本人に向けたUIをデザインするのであれば、日本人が入って監修する必要があると考えられます。

オフショア開発企業(発注企業)の選び方のポイント

次にオフショア開発先を選ぶ際に、注目すべきポイントを3つ紹介していきます。

ベトナムや中国には、日本の案件を中心に行うオフショア開発企業が数多くあります。その中から一つを選ぶには、下記3つをポイントに確認することをお勧めいたします。

  • 依頼したい案件内容とオフショア開発企業の特徴がマッチしているか
  • オフショア開発企業の実績
  • 日本語のコミュニケーション能力

それではそれぞれのポイントについて見て行きましょう

依頼したい案件内容と、オフショア開発企業の特徴がマッチしているか

オフショア開発で、「依頼したい案件とオフショア開発企業の特徴が一致しているか」を見ることは重要です。

例えば、大規模案件であれば開発に必要な人数を揃えられる体制であるか、社内にPMがいないのであれば上流工程から依頼できるのか、など現在抱える課題をオフショア開発企業が解決できるのかを確認しましょう。

また、案件で求められる技術領域のエンジニアが在籍しているか、インフラやクラウド(AWS)構築にも対応できるかにも注目してください。

オフショア開発企業の実績

オフショア開発企業を選ぶ際は、実績も確認するようにしてください。

企業によって、得意な領域や今までの実績は異なります。発注する案件と近い実績があれば、キャッチアップするスピードも早く、開発が軌道に乗るまでの時間も短くなることでしょう。

日本語のコミュニケーション能力

日本語のコミュニケーション能力は、開発を進めていく上で重要です。

オフショア開発では、よく日本語検定のレベル(N1、N2など)で語学レベルを測りますが、それだけではコミュニケーション能力が判断できないことがあります。日本語ができる、といっても簡単な言葉のやり取りができるだけで、開発に必要なスキルは持ち合わせていなかった、というケースも少なくありません。

開発に問題ないコミュニケーション能力を持っているかどうかを確かめるには、実際に面談をするなどして対応するようにしてください。また、本当に困った時は日本側の会社に助けを求めることができるのか、も合わせて確認するといいでしょう。

まとめ

オフショア開発案件の、約半分にあたる数がシステム開発で占められています。受発注入力、伝票処理、在庫管理、SaaS型のシステムなどはオフショア開発に向いているといえます。

一方で、デザイン性が求められるWebサイトや日本人向けのUIデザインの対応は難しいと考えられます。企画・設計などの上流工程は日本側で担当、テストやコーディングなどの下流工程は海外(オフショア)側で担当するなどの対応が必要です。

自社の依頼したい案件がオフショア開発に向いているかを確認し、自社のアセスメントを整理して、自社に合うオフショア開発を見つけることがオフショア開発を成功させる為の近道と言えるでしょう。

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