ベトナムオフショア開発は日本企業にとって最適

ベトナムオフショア開発の特徴として、優秀なIT人材が豊富、国民性が勤勉で親日、日本に比べて人件費が1/3程度、日本との時差-2時間、インフラが整備されているなどがあげられ、深刻なIT人材不足を抱える日本企業のオフショア拠点としてベトナムは非常に優れています。 これまで日本国内ではITエンジニアの確保は、SI大手への依頼や自社採用力の向上で解決してきましたが、ITエンジニア不足は日本国の構造的課題であり、DX化への取り組みが盛んになった今、企業単位でその課題の解決を図ることは非常に難しくなっており、オフショア開発への取り組みは、日本企業にとって必須とも言われています。

日本企業にとってのオフショア開発先国と最適であるベトナムオフショア開発を活用し、
その第一歩を弊社スマラボと共に歩みませんか。お気軽にご連絡・ご相談お待ちしております。

オフショア開発先の人気国ランキングでベトナムが1位を獲得

オフショア開発.comが実施しているアンケート調査によると2022年もオフショア開発先国としてベトナムが圧倒的な人気でランキング1位を獲得!
その背景として、ベトナムが日本のオフショア開発として適しているということに加えて若くて優秀な人材が多いことがあげられます。
ベトナムは政府の方針としてICT先進国を目指しており、2025年迄に110万人のIT技術者を育成する目標が定められています。
若くて優秀な人材が豊富なベトナムICT人材市場は、国内のエンジニア不足や採用難に悩む日本企業にとって注目している市場となっています。

【オフショア開発検討先 国別割合(指定なし除外)】

1位:ベトナム(48%)
2位:フィリピン(21%)
3位:インド(13%)
4位: バングラディシュ(8%)
5位: 中国(4%),ミャンマー(4%)
6位: ウクライナ(2%)
(※ただし「指定なし」が全案件の64.8%)

オフショア開発はベトナムを選ぶべき7つの理由

ベトナムの都会的な様子

ベトナムは日本企業にとってのオフショア開発拠点として非常に優れています。ベトナムオフショア開発を選ぶべき7つの理由を見て行きましょう。


①エンジニアの人月単価が日本の約1/3程度

ベトナムの人件費は日本の1/2~1/3程度と言われています。 高騰する国内のエンジニアではなく、日本人と同様のスキルを持った優秀なベトナムエンジニアを活用することで、人件費を抑えることができ、システム開発にかかる原価削減が見込めます。 もともと中国は1/2程度と言われていたものの、近年の経済発展をもとに、給与が日本の70~80%、場合によっては日本以上になっているという話も聞きますので、これからオフショア開発に取り組む上で、コストメリットを得たいのであればベトナムのほうが向いているといえるでしょう。

人月単価が日本の約1/3程度

②若く優秀なIT人材が豊富

ベトナム人口推移

ベトナムでは、総人口に占める生産年齢人口 (15歳~64歳の人口) が増え続け、経済成長が加速しています(平均年齢30.9歳、IT従事者35万人)。 また、人口増加に加え、政府によるIT支援が活発になっていることから、今度も若く優秀なIT人材が増えることが予想されています。
オフショア開発においては、若い人が多い分、モダンな技術(Webアプリケーションやモバイル開発)が向いているとも言われています。

③勤勉で親日な国民性

ベトナム人は真面目で、向上心が強く勤勉であるという特徴があり、手先が器用で細やかな仕事にも粘り強く取り組みます。 特に、IT業界においては、評価が特に高い場合には、給与が新卒時給与の10倍程度になることもあり、努力が自分に返ってくるということを知っているため、非常に熱心にスキルアップに努めます。

勤勉で親日の国民性

また、 歴史的な背景も一部にはありますが、非常に親日的で、ホスピタリティを感じる快適なコミュニケーションをとることが出来ます。 さらには、デモなどがほとんど起こらない安定した社会情勢で、反日デモなどの政治的リスクを心配せずに仕事を依頼できます。 オフショア開発に取り組む際に出張や現地滞在を行ったり、頻繁にコミュニケーションを取る上で、この観点は非常に重要です。 こういった国は、世界を見渡すと非常に少ないとも言えるでしょう。

④日本語が話せる人材が豊富

2021(令和3)年度外国人留学生在籍状況調査結果

日本学生支援機構(JASSO)が発表した2021(令和3)年度外国人留学生在籍状況調査結果 によれば、ベトナム人留学生は、全留学生の20.4%を占めて(左図)おり、中国に次いで第2位につけています。 これに伴い、日本語が話せる若者は増えており、オフショア開発のプロジェクトでは彼らのような日本語が得意なベトナム人が、ブリッジSEとして重要な役割を果たしています。また、ベトナム国内では日本語を第二外国語として教える高校もあるなど、日本語需要が非常に高まっています。

 背景には日本への憧れがありますが、「桜」が有名、「漫画」が好き、「実際に行っている人が多い」などから、現実的に日本語を勉強することで、キャリアアップが出来るとも考えられています。(2022年現在、ベトナム人にとって米国ビザを取得することはかなり難しいとも言われています。)日本の文化や日本語を理解している人材が豊富なことは日本企業にとってベトナムオフショア開発を選択する大きな理由となっています。

⑤時差-2時間の優れた地理的条件

ベトナムと日本の時差は2時間と少ないため、Webミーティングなどを比較的タイムリーに行うことができます。 円滑なプロジェクト遂行には欠かせないスピーディな対応が、ベトナムなら実現可能です。 なお、ベトナムの業務開始は8時位(日本の10時)が一般的ですので、ストレスなくオフショア開発のミーティングを行うことができると思います。 また、航空交通システムの発展により、直行便であれば飛行時間も5~6時間程度しかかかりません。 他の国と比べると視察や出張に行きやすいこともメリットのひとつです。

時差-2時間の優れた地理的条件

⑥安定したオフショア開発を可能にするインフラ環境

安定したインフラ環境

ベトナムは、道路・港湾・治水等、そして情報通信のインフラ整備にかなり力を入れています。光回線が普及しているため、回線速度も比較的安定しており、レストランやカフェなどで無料でWifiを利用することができます。近年では、インターネット普及率は70.4%、携帯電話(スマホ)普及率は93%に急上昇するなど、ビジネスに欠かせないインフラ環境は安定しており、オフショア開発先として選択する安心材料となっています。

⑦成熟したタイミング

 オフショア開発は1980年代頃中国で始まったと言われており、その後インド、東南アジア、東欧、アフリカなど世界中の人件費が安い国で盛んに行われています。その中でもベトナムは、今、 オフショア開発の3次ブームを超えたと言えるでしょう。
 最初のブームは、2008年頃。もちろんこの前からもベトナムでのオフショア開発が行われていましたが、国際的な通信回線は断線や事故が続き、インフラ面の問題から、一部の大企業が中国の次の国として、試験的に取り組み始めた、という段階です。
 2次ブームは、2012年頃。日本と中国間の政治的な関係性から、チャイナリスクという言葉が出てきたため、それまで中国一本だったオフショア開発のパートナリングを、ミャンマーやベトナムといった国に切り替える、あるいは、2つの国でオフショア開発を行う会社が増えてきました。(このときは、ベトナムよりもミャンマーがオフショア開発先として注目されていたかもしれません。)
 3次ブームは、2018年頃。経済産業省による、「DXの壁」という言葉がバズワードとなり、ITエンジニア不足が予想されることが広く知れ渡ったことから、多くの会社がオフショア開発に取り組んできました。たくさんのオフショア開発会社が生まれたのもこの時期以降です。

また、併せて、大学などの教育機関におけるIT教育も盛んに行われるようになりました。大学では、将来職業プログラマーとしてキャリアを積んでいくことを前提としたプログラミング授業があるのに加え、IT企業へのインターン(数ヶ月に渡る実務経験)がほぼ必須とされています。そういった意味で、日本の新卒とベトナムの新卒を比べると、社会人スタート地点から技術的な差がついていることも多くあります。そして、新卒であれば給与をある程度抑えることも可能です。人件費が安い国において、若くて優秀な人材が提供され続けることは、将来的な人件費高騰が起こりうる中で、また、中国やインドなどが人件費高騰からオフショア開発の選択肢として難しくなってきた中で、非常に重要なポイントです。

 新卒で採用したITエンジニアの育成が1~2年で出来るわけではないのと同じように、オフショア開発も寄せ集めのチームでは、あるいは、プログラムが出来るだけでうまくいくわけではありません。会社としての成熟度、マネージメントの成熟度、少し前の基礎技術の理解、大学などでの教育体制の確保、社会的責任に対する国民の理解、様々な条件が時間を経て成熟し、今に至っています。
かつてオフショア開発で失敗したという方々も、今ならば、という声も上がっています。

貴社専属の開発チームをベトナムオフショア開発で実現!

≪オフショア開発会社を選ぶ前に整理しておきたい前準備≫

オフショア開発会社の選び方

オフショア開発会社の選び方はご存じでしょうか。現在オフショア開発サービスを提供する会社は多くあります。
オフショア開発活用を失敗させないためにも、自社に合うのオフショア開発会社を選ぶことが重要です。
自社に合うオフショア開発会社を選ぶにあたり事前に知っておくべき5つのSTEPをご紹介します

オフショア開発を依頼する国を選ぶ

エンジニアが話し合いをしている様子
中国
インドの国旗
インド
ベトナムの国旗
ベトナム
インドネシアの国旗
インドネシア

まずはオフショア開発を依頼する国を選びましょう。現在オフショア開発で人気の国は中国、ベトナム、インド、ミャンマーの4ヶ国が挙げられます。
IT大国として優秀な技術者の多いインド、オフショア開発の長い歴史がある中国は、依然として大きな需要がありますが、近年、オフショア開発先として人気を集めているのはベトナムです。これにはインド、中国に比べて人件費が安い、親日で真面目な国民性などの要因が大きいと思われます。 また、ベトナムは国策としてエンジニアを増やしている為、日本では確保しにくい優秀なエンジニアがベトナムでは確保しやすいという事情もあります。日本語ができる人が多いというのもベトナムの特徴でこれらがベトナムオフショア開発が人気となっている理由です。

中国はもともと日本企業のオフショア開発委託先として非常に人気のある国でした。しかし、2012年ころには中国国内で大規模な反日デモなども行われるなど政治的なリスクも発生し、また、賃金レベルもかなり上昇したことから、オフショア開発先国として別の国での検討が進むようになったと言われています。

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オフショア開発の運営会社を選ぶ

オフショア開発の運営会社を選びましょう。オフショア開発の運営会社は「現地法人が運営するオフショア開発会社」「日系企業が運営するオフショア開発会社」「外資系企業が運営するオフショア開発会社」の大きく3つのパターンに分かれます。
それぞれの強み、弱みを確認し、より自社と相性の良い運営会社を選ぶことをお勧めします。

現地法人が運営するオフショア開発会社

特徴
経営陣は現地の方で、現地法人は親会社として運営し、日本法人は営業の窓口として存在する
強み
現地の動員力があり
弱み
日本人が介在しない分、コミュニケーション面で認識違いが起きやすい

日系企業が運営するオフショア開発会社

特徴
日系企業が運営するオフショア会社で、窓口になるプロジェクトマネージャーを日本人が担当し、
日本式の開発体制を整え、品質を担保している
強み
・日本人が間に入るためコミュニケーション不安を解消できる
・大手オフショア企業の場合、教育制度を整え、「現地スタッフのスキルアップ」「日本文化・ビジネスの理解」に努めている
弱み
体制やコミュニケーションが手厚くなる分、現地人の運営会社よりやや高めの価格設定となるケースが多い

外資系企業が運営するオフショア開発会社

特徴
・外資系企業が運営するオフショア開発会社でコミュニケーション手段は基本的に英語
・高いクオリティや技術力を武器に、高単価に設定する会社が多い印象がある
強み
・コミュニケーションが英語
・グローバル展開を狙うプロダクト
弱み
・日本側の担当者が交代になった場合も英語力が必要不可欠

スマラボのオフショア開発サービスなら
ご契約は日本法人、お支払いは日本円、全てのサポートは日本人が対応いたします

オフショア開発会社の得意分野・開発実績を確認する

依頼したい案件に合うオフショア開発会社を選びましょう
オフショア開発会社とWEB面談を実施して、過去の開発実績や得意分野を確認することをお勧めします。

サービス種類

  • 業務システム
  • WEBシステム/モバイルアプリケーション
  • マイグレーション
  • 組み込み系
  • ホームページ制作
  • BPO
  • テスティング

開発言語

  • Python
  • JAVA
  • PHP等

新テクノロジー

  • IoT
  • AI
  • RPA等

スマラボのオフショア開発サービスなら設計フェーズからお任せ頂けます
上流工程からの参画が高い開発品質の源です

オフショア開発会社の品質基準を確認

オフショア開発会社の品質管理基準やセキュリティについて確認しましょう
オフショア開発会社とWEB面談を実施して、品質管理の方法やセキュリティ対策について確認することをお勧めします。

開発標準・品質管理基準

  • 開発手順
  • レビュー方式
  • 品質管理プロセス、管理基準
  • 翻訳通訳がある場合、翻訳の品質を保つプロセス
  • 特定のキーマン依存の体制になっていないか

エンジニア質

  • コミュニケーション力
    (質問や依頼した内容への反応、メールなどのレスポンス、報連相の意識、コミュニケーションパスの確立等)
  • 技術力

スマラボのオフショア開発サービスは日本基準の開発品質管理
専任の品質管理部門を設け、日本基準の高品質仕上げに徹底的にこだわっています。

オフショア開発会社の契約形態を確認する

オフショア開発では、「ラボ型開発」「受託(請負)開発」の大きく2つのご契約形態があります。
ラボ型開発・受託型開発それぞれ特徴がことなるため、プロジェクト内容に合わせて適切な方を選ぶことが大切です。

ラボ型開発とは?

ラボ型開発とは一定期間の契約(一般的に半年や1年など)を締結し、お客様業務対応専任チームを作り自由に開発を行っていただく形態です。
一定期間専属のチームと開発を行う事によるナレッジの蓄積で、生産性と品質を担保した安定的な開発を行うことが出来ます。
オフショア開発においては、ラボ型開発で取り組むのが向いています。長期的に、社員のように育成していくつもりで取り組むのが良いでしょう。

受託開発とは?

受託開発(請負開発)とは必要となる人材を必要な人数だけ必要な期間で確保。工数ベースで金額を算出し、納品物を決定した上でご契約を結ぶ形態です。
日本国内でのアウトソースにおいては、「受託(請負)契約」で行うことも多いため、オフショアにおいても同様に考える企業もありますが、仕様が完全に固まっている場合や、プロジェクト管理を完全に日本側から実行する場合を除き、受託(請負)契約で実行するのはハードルが高いのが実情です。

オフショア開発における契約形態の比較

最近はできるだけコストを抑えつつ、柔軟に仕様変更ができる体制を確保できる「ラボ型開発」が人気です。
仕様検討→開発→リリース→ユーザーの反応を見ながら改善など、
プロセスを繰り返すことで品質が向上できる「サービス開発」などには特に向いています。

ラボ型受託型
目的業務の処理 仕事の完成
特徴受託者が委託者の業務へプログラマー等の労働の提供を行う受託者が委託者のご依頼で制作したプロジェクトの成果物の完成と納期を保証する
成果物なし(業務報告書提出義務あり) あり
報酬の支払時期一定期間ごと(通常は毎月) 検収後一括
(当事者同士で合意すれば、分割も途中での支払いも任意に決められる)
瑕疵担保責任なしあり
複数案件対応可否可(予め定められた業務範囲内) 不可
契約開始後の
仕様変更可否
原則不可
(製造工数の10%までは許容範囲とする)

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スマラボは日本企業向けに特化したオフショア開発サービスを提供しています。日本のシステムインテグレーターだからこそ、プロジェクト管理や品質管理を得意にしており、また、自社子会社だからこそのチームビルディングが可能です。
初めてのオフショア開発でご不安な方は3か月のトライアルから開始することも可能です!
エンジニア不足でお困りであれば、ぜひベトナムオフショア開発サービススマラボへご相談ください。

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