こんにちは!日本企業に特化したベトナムオフショア開発サービスを提供するスマラボです

オフショア開発の国を選定する上で
「どこの国を選択するべきか迷っており、各国の特徴が知りたい」
「日本国内のエンジニアと各国のエンジニアのコストはどのくらい違うのか」

このような疑問やご不安をお持ちの方が多くいらっしゃるかと思います。

本記事では、『オフショア開発白書2021年版』を参考にし、オフショア開発先国(中国・ベトナム・インド・タイ・フィリピン・ミャンマー)の人月単価相場と特徴をご紹介

オフショア開発白書とは?

各国の特徴をお話しする前に、今回参考にしている『オフショア開発白書』についてお話しておきます。

『オフショア開発白書』は株式会社Resorsが提供する「オフショア開発.com(オフショア開発ドットコム)」が毎年発行しているオフショア開発の白書です。

毎年、「オフショア開発.com」にいただいているオフショア開発(ITアウトソース)に関する相談をもとに「オフショア開発白書」を作成しています。 前年の傾向と、今後の予測をたて、総括したものとなっております。 また、併せて、海外現地のオフショア開発企業(開発委託先)を対象に実施した様々なアンケート結果をまとめ、オフショア開発の最新事情をまとめました。 今後の海外へのアウトソーシングの検討や、開発委託先選定、開発コスト削減などに、こちらの資料をご活用ください。
出展元:最新情報を徹底解説!『オフショア開発白書(2021年版)』をリリースしました。

多数のオフショア開発企業のアンケートを基に作成されている為、信頼性も高いです。こちらを参考に、各国の特徴をまとめていきます。

今回は中国・ベトナム・インド・タイ・フィリピン・ミャンマーの6つの国をピックアップして、比較していきます。

オフショア開発先|国別の人月単価(職種別)

まずは、各国のエンジニア職種別人月単価を一覧にまとめました。 (小数点切り上げ)

人月単価プログラマーシニアエンジニアブリッジSEPM
中国42万円52万円74万円91万円
インド33万円48万円55万円77万円
ベトナム37万円43万円49万円63万円
フィリピン34万円48万円67万円74万円
タイ35万円47万円56万円75万円
ミャンマー28万円38万円67万円64万円

上記6か国の特徴を比べると、オフショア開発の歴史が長い中国・インドの単価が高くなっており、ベトナム・ミャンマーは日本人単価と比べて約2分の1くらいの金額になっております。

続いて、各オフショア開発国の特徴をそれぞれ見て行きましょう!

オフショア開発先 国別の特徴

中国のオフショア開発の特徴

2009年のリーマンショック前までは、オフショア開発先と言えば、中国(とインド)が主流でした。中国と言えば日本の隣国で距離も近く時差が1時間、同じ漢字文化を共有していて、日本語を話せる人も多いです。人口も多く、IT技術者の数も多くエンジニアのスキルも高いです。AI、IoT、ブロックチェーンなど最新技術への造詣が深いので、最新技術に関連したプロジェクトのオフショア先としては相応しいかもしれません。

一方、近年では人月単価が上昇しており、オフショア開発先としてはコストが見合わなくなってきています。コスト削減を目的にオフショアする場合は、今後さらにコストメリットが小さくなる可能性があります。

【中国のエンジニア単価相場(人月)】

人月単価プログラマーシニアエンジニアブリッジSEPM
中国42万円52万円74万円91万円

インドのオフショア開発の特徴

インドは主にアメリカのオフショア開発先としてその地位を確立しました。インドには英語が堪能なエンジニアが多く、また欧米でのオフショア開発の歴史が長く、オフショア開発の実績は豊富で、大型案件の対応が可能です。タフでロジカルな物の考え方をする人が多いです。一方、英語を流暢に話せるので、日本語習得のモチベーションは低く、日本語対応できるBrseが少ないです。そのため、コミュニケーション手段は大抵、英語になります。また、中国同様エンジニア単価が上昇しているため、コストメリットが以前よりも小さくなっています。

【インドのエンジニア単価相場(人月)】

人月単価プログラマーシニアエンジニアブリッジSEPM
インド 33万円48万円55万円77万円

ベトナムのオフショア開発の特徴

ベトナム人の国民性として日本人同様、勤勉で真面目なため、日本人と相性がいいです。またベトナムは国をあげてIT技術者の育成及び日本語習得に取り組んでいるという大きな特徴があります。親日家で日本語を話せるエンジニアが多いのも特徴です。ここ数年で多くの日系企業がベトナムに進出しています。中国やインドと比べると人月単価も低く、コストメリットも出しやすいです。一方、中国に比べてオフショア開発の歴史が浅いことから日本向けの開発経験が浅く、日本のビジネスや商習慣を学ぶ必要もあります。
>>オフショア開発でベトナムを選ぶべき7つの理由

【ベトナムのエンジニア単価相場(人月)】

人月単価プログラマーシニアエンジニアブリッジSEPM
ベトナム37万円43万円49万円63万円

フィリピンのオフショア開発の特徴

フィリピンは公用語が英語で、開発・コミュニケーションの言語はほとんど英語を用いている為、グローバル向けシステムなどに向いています。東南アジアの中でも大学進学率が比較的高いことを背景に、低賃金で優秀な人材の確保をすることが期待出来ます。人月単価は比較的安く、日系オフショア開発企業も多数進出しています。

一方、日本向けオフショア開発経験が浅く、大型案件や複雑な案件実績が乏しいことから、下流工程がメインとなります。また、フィリピン人の「家族ファースト思考」の理解も重要となり、仕事は家族の次になるため、プロジェクトを進める上で家族イベントに配慮が必要です。

【フィリピンのエンジニア単価相場(人月)】

人月単価プログラマーシニアエンジニアブリッジSEPM
フィリピン34万円48万円67万円74万円

タイのオフショア開発の特徴

タイは日系企業が5000社以上と東南アジアでは突出して多く、親日家で大人しく日本人と相性が良いと言われています。タイではプログラマーやエンジニアよりもデザイナーの育成が進んでおり、HP制作やソーシャルゲームのイラスト制作などに強いです。一方、ソフトウェア開発や組み込み系開発などには向いておらず、また日本同様、少子高齢化が進んでおり、スキルのあるIT人材は確保が難しくなっており、人月単価も上昇傾向です。

【タイのエンジニア単価相場(人月)】

人月単価プログラマーシニアエンジニアブリッジSEPM
タイ35万円47万円56万円75万円

ミャンマーのオフショア開発の特徴

ミャンマー人の国民性は「遠慮深い」「我慢強い」「勤勉」などの傾向があり、日本人とも親和性が高く、加えてエンジニアコストも安いです。しかし、 国全体の平均年齢が約28歳ということもあり、ベテランと言えるIT人材は少なく、またITインフラが整備されておらず、電気や電源が落ちることもあり、日本より工数がかかることを理解して置く必要があります。政治的にも不安定な面がありますので、工数の小さい案件であれば比較的検討しやすいかもしれません。

【ミャンマーのエンジニア単価相場(人月)】

人月単価プログラマーシニアエンジニアブリッジSEPM
ミャンマー28万円38万円42万円64万円

オフショア開発先 国別ランキング

オフショア開発案件 国別割合の円グラフ

オフショア開発先の人気国ランキングは、ここ数年ベトナムが圧倒的な一番人気となっていますが、本年度も変わらず「指定なし」を除けば、実に50%以上の企業が、オフショア開発先としてベトナムを希望していることがわかります。ただ、「指定なし」が昨年の55%から65%に増加し、 徐々にベトナム一極集中から、中長期的視点からのポストベトナムを探る動きが拡大していることが伺えます。もちろん、指定なしの中でも、検討の結果ベトナムが選ばれる可能性は高く、依然として新規オフショア開発案件はベトナムを中心に発注されている状況です。
出展元:『オフショア開発白書(2021年版)』 オフショア開発ドットコム

オフショア開発先の人気国ランキング1位のベトナムの特徴

ここからは、オフショア開発先の人気第1位であるベトナムの特徴を改めてお伝えします。

ベトナムでは日本での就労やベトナム国内の日系企業への就労を目指して、日本語を学ぶ人が増えてきています。(親日国、日本企業や日本製品の評判が良いことも影響しています)

また、日本の総務省統計局が発表した「令和2年国勢調査」の人口等基本集計結果によると、日本に住むベトナム人人口は2015年比3.7倍、2005年比15.3倍の32万0805人で、日本の外国人人口の13.4%を占めているようです。
出典元:ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]

更にベトナム政府による小学3年生からの日本語教育の導入され、2019年日本語能力試験(JLPT)の受験者は、91,432人で東南アジア1位となり、ベトナムから日本への留学生数は世界で2位、東南アジアで1位となっています。

また、ベトナム政府の方針としてICT先進国を目指しています。そのため、ベトナムICT人材市場は現在最も注目されている市場であり、2025年迄に110万人のIT技術者を育成する目標が定められています。

若くて優秀な日本語の話せるベトナム人エンジニアがこれからも益々増えてくるということが予想され、日系企業のオフショア開発会社もベトナムに多く進出し日本のビジネス習慣や日本の文化や日本語教育にも力を入れていることから、エンジニア不足の日本企業の解決策としてベトナムが人気を集めています。

>>ベトナムオフショアのメリットについてはこちらもご覧ください

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