情報・通信系企業の開発部所属 T.N様 
社内のIT人材リソース不足が原因で、長らく対応を後回しにしていたシステム改修があり、いよいよ着手したいと解決の突破口を調査していたところ「オフショア開発」と出会い、 今回初のオフショア開発導入を決意。弊社スマラボの開発チーム(IDS Vietnamのラボチーム)と連携しながら、プロジェクトマネージャーとしてプロジェクトの取りまとめを行っています。

開発概要

遠隔のユーザ同士でコンテンツが共有できるカスタマー向けサービスの管理画面を開発。

  • 体制:ブリッジSE 1 名、PG 3 名、QC(テスター)1 名
  • 規模:約 27.5人月期間(2019年 2月中旬〜現在進行中)
  • 技術要素:FreeBSD,Apache, MySQL, PHP (Laravel), JavaScript (jQuery)
  • スマラボが担当したフェーズ(今回の依頼範囲):詳細設計、開発、テスト

インタビュー

リソース不足で後回しにしていた「古くなったソフトウェア改修」を
オフショア開発で解決

オフショア開発の検討を始めた経緯を教えてください。

弊社はユーザー向けサービスを17年以上提供しています。その間、古くなったソフトウェア等の改修に手が回らず、セキュリティ面にも不安を感じるようになりました。かといって、割ける(IT人材)リソースは不足していて対応が難しい状態だったんです。リソース不足解消のため、色々と情報収集するうちにオフショア開発に興味を持ちました。中でも“コスト”、”環境インフラの安定性”、”親日的”などの理由で、オフショア開発先はベトナムが最適と考えるようになりました。

なぜ「ラボ型」で開発しようと思ったのか教えてください。

例えば請負契約で開発を依頼する場合には、要件定義~設計といった工程が必要ですが、実は弊社内では仕様書や設計書が無いままの状態でサービスが長く続いていました。そこで(ドキュメントが無くても)やりながら覚えてもらうためにはラボ型が適していると考えました。同じメンバーを長期的にアサインしてシステムの仕様、サービスの細かい部分も覚えてもらうという狙いです。このようにしてベトナムでのオフショア開発を「ラボ型」で行おうと検討するようになりました。

実際に現地エンジニアと交流し、”人柄”でスマラボに決定

弊社アイディーエスのスマラボにオフショア開発をお任せいただいた理由を教えてください。

サービスを提供するのがどんな有名企業であっても、一緒に仕事をするのは現場のエンジニアです。そのため、ベンダー選定はエンジニア次第だと考え、実際にベトナムの視察に行くことにしたんです。現地のオフィスを訪れ、開発環境を確認し、エンジニアの真剣に働く姿を見て、直接話をして人柄に触れました。その結果「ここだったらお任せできる」と思い、アイディーエスさんのスマラボに決定しました。また、契約先は現地法人ではなく日本のアイディーエスさんなので安心できたというのもポイントでしたね。

心配していた日本語によるコミュニケーションは、
想像以上のスムーズさ

開発を始める前はオフショア開発にどんなイメージをお持ちでしたか?

実際にオフショア開発を開始する事前のイメージは、WEB検索程度の知識しかありませんでした。社内でも(私の知る限りですが)オフショア開発を行った前例はありませんので、正直に言って、開始前の不安はありましたね。外国の方たちと一緒にコミュニケーションを取りながら、ちゃんと仕事を進めていけるか?と思い悩んでいました。そんな不安を持ちながらのラボ立ち上げでしたが、アイディーエスの営業担当者さんに色々と助けていただきました。ベトナムに視察に行く際にバックアップをしていただいたり、各所との調整にご尽力いただき感謝しています。

ラボ型オフショア開発を始めてみて、感じたことを教えてください。

心配していた日本語によるコミュニケーションは、想像以上にスムーズでした。成果物の品質に関しては問題なく、真っ当に対応いただけている認識です。我々の事情にあわせて体制を柔軟にしていただいているのもありがたいですね。請負だとプロジェクトの度にメンバーが変わり、1人1人が見えないのですが、ラボだと同じメンバーチームで継続的に開発に取り組むので、プロジェクトが変わってもスムーズにいくのが良いですね。このように、事前に想像したほどは苦労せずに開発いただいてます。準備不足を感じたこともありましたが、問題点を洗い出しながら粘り強く対応しています。

【余談】これは悪いことではないのですが、ベトナム人エンジニアのメンバーが全体的に真面目過ぎる印象があります。WEB上のテレビ会議でこちらが笑顔で手を振っても、真面目な表情でお辞儀をしたりと・・・。最近になって、控えめに手を振ってくれるようになりました。もっとフランクに接してくれてもいいんですけどね、打ち合わせ時間が余った時には世間話をしたり(笑)

今後は”ラボ型”を生かした継続的な品質アップを

今後の展望に関して、どのようにお考えでしょうか?

今後の展望としては、まずは自動化、効率化を取り入れながら品質を上げていきたいですね。また、開発に携わったエンジニア目線での意見や提案を取り入れ、改善できるような流れになれば理想的です。

弊社スマラボへ要望があれば教えてください。

ラボへの要望としては、アサインしているメンバーの異動があれば早めに教えて欲しいですね。また、機会があればラボのメンバーに来日してほしいと考えています。弊社の仕事状況、関わっている社員をもっと知って欲しいです。現地に来ないと見えないものもあると思いますから。

オフショア開発検討中の企業様にアドバイス

最後に、オフショア開発を検討中の企業様にメッセージをお願いします!

オフショア開発の特に“ラボ型”で重要なことは、スタートダッシュより準備運動だと感じています。請負での開発とは違い、短期的な期待をせずに、じっくりと準備をしていかないといけません。そうすることで、長期的には自社に最適な開発チームに育っていくと思います。開始準備にあたっては信頼できる会社の営業担当者さんに相談することを強くお勧めします。