オフショア開発とは?

オフショア開発とは情報システムやソフトウェアの開発業務を海外の事業者や子会社に委託・発注することで、
開発コストの削減、リソースの調達を容易にするための開発手法です。
当初は英米からインドへの委託など英語圏の国の間で盛んに行われ、
その後、日本を含む様々な国々に広まりました。

オフショア開発が注目される理由

グローバル化やクラウドビジネスなどの増加・拡大により、IT技術者への需要が高まっています。

日本のIT人材不足を解決

情報化とグローバル化が急速に進展する現代では、それに伴ったソフトウェア開発などに多くの優秀な人材を必要としており、日本国内だけではその需要増に供給が追いつかない状況となっています。
日本のIT人材不足は深刻で、IT開発リソースの確保は急務の課題です。

  • IT人材の有効求人倍率は8~10倍
  • 転職応募者の大企業志向が顕著
  • 転職市場におけるIT人材の絶対的な量・質が不足
  • エンジニア不足により、企業の採用投資額が高騰
  • 働き方改革の影響もあり、人材の流動性が高く、低い定着率、高い離職率の要因に
経済産業省によるIT人材不足の将来推計 (2015年予測)

経済産業省によるIT人材不足の将来推計 (2015年予測)

グローバル展開とダイバーシティの浸透

従来の海外進出は大規模な投資を要するものであり、大企業でなければ難しいという一面がありましたが、インターネットが発展したことによって物理的な障壁が低くなり、中小企業でもグローバル展開が現実的になりました。 こうした要因に、多様な人材を受け入れるダイバーシティという考え方が加わり、オフショア開発に目が向けられるようになったといえます。

オフショア開発で人気の国

中国国旗
中国
インド
インド
ベトナム
ベトナム
インドネシア
インドネシア

現在オフショア開発で人気の国は上記4ヶ国が挙げられます。
IT大国として優秀な技術者の多いインド、オフショア開発の長い歴史がある中国は、依然として大きな需要がありますが、近年、人気を集めているのはベトナムです。これにはインド、中国に比べて人件費が安い、親日で真面目な国民性などの要因が大きいと思われます。
上記以外にもフィリピン、タイ、ミャンマー、エチオピアといった国々に依頼する場合もあります。また、英語での対応が可能なインドネシアはオフショア人気の高まっている国のひとつであり、今後の動向が注目されます。

ラボ型開発とは?請負開発とは?

オフショア開発では、「ラボ型開発」「請負開発」の大きく2つのご契約形態があります。

ラボ型開発とは?

ラボ型開発とは一定期間(半年や1年などが基本とされている)のご契約を締結し、
お客様業務対応専任チームを作り自由に開発を行っていただく形態です。
一定期間専属のチームと開発を行う事によるナレッジの蓄積で、生産性と品質を担保した安定的な開発を行うことが出来ます。

請負開発とは?

請負開発とは必要となる人材を必要な人数だけ必要な期間で確保。工数ベースで金額を算出し、納品物を決定した上でご契約を結ぶ形態です。
短期的な開発ニーズ(最長3カ月程度)や比較的個別のナレッジを必要としない性質のプロジェクトに対して、請負型での開発が有効です。

ラボ型開発と請負開発の違い

ラボ型開発請負型開発
ご提供するものご契約時に定義された作業人員、作業時間 ご契約時に定義された成果物
責任範囲善管注意義務 瑕疵担保義務
開発体制お客様が決定 弊社内で調整・決定
開発手法ウォーターフォール型
アジャイル型(スクラム開発)
ウォーターフォール型
ご精算方法毎月ご精算
初回ご契約時のみご契約時に3カ月前払い
ご契約時50%、検収後50%
ご契約期間6カ月または1年単位 ご契約時に定義されたご契約期間
(最長3カ月)
相性のいいプロジェクト・要件の不確定要素が高く、開発中の仕様変更を前提としているプロジェクト
・長期継続的なプロジェクト
・固有のナレッジを必要とするプロジェクト
・要件が明確で仕様変更のリスクが少ない
・固有のナレッジを必要としない